コミュニティカレッジが選ばれる４つの理由

アメリカでは4年制大学の学費の高騰が問題になっており、留学生に限らず多くの学生が学生ローンの返済に苦しんでいます。

そんな中、コミュニティカレッジは比較的授業料が低く、留学生にとって経済的な負担が軽減されるため、経済的な制約がある留学生にとって予算を抑えながら学びたいという場合には魅力的な選択肢です。

具体的にはコミュニティカレッジ学費は私立4年制大学の約1/3、州立大学の約半分程度の学費で学べます。そのため、最初の2年間を学費の安いコミュニティカレッジで勉強し、4年制大学の3年生に編入すれば学費を大幅に抑えた上で学位を取得する事が出来ます。

一部の4年制大学は競争率が高く、入学難易度が高い場合があります。しかし、コミュニティカレッジは出願条件をクリアすればほとんどの場合、入学する事が出来ます。

入学試験のハードルが低いため、留学生にとっても入学が比較的容易であり、学びたい分野にアクセスしやすい環境が整っています。この点は、学問的な目標を追求する留学生にとって大きな利点となります。たとえば、英語力のみが不足しているのであれば、語学プログラムに参加する事を条件に入学が許可される場合もあります。(スノーカレッジはこれに該当します。)

コミュニティカレッジのクラスは比較的小さく、小さいクラスでは20人ほどから、大きなクラスでも100人を超えるようなクラスは稀です。そのため、教授に直接質問をしたり、クラスの中でも発言をしようと思えばしやすい環境があります。留学生にとって宿題の内容が分からなかったり、授業についていけないなどの心配があると思いますが、授業後やオフィスの開放時間に直接聞きに行くことが出来ます。